治療の解説

脳血管内治療

脳血管内治療は、主に大腿部の付け根の血管から、カテーテルという細い管を挿入して、様々な脳血管障害を治療する方法です。

コイル塞栓術

未破裂脳動脈瘤や、くも膜下出血で発症した破裂脳動脈瘤に対して行っており、開頭手術であるクリッピング術に比べ、患者様への負担が非常に少ない治療です。

頸動脈ステント

頸動脈ステント留置術は、頸動脈の狭窄した部分を、血管の中から風船の付いたカテーテルで押し拡げ、ステントを用いて内側から内腔を保持する血管内治療になります。

血栓回収療法

脚の付け根の血管から脳動脈までカテーテルを通し、脳塞栓症を引き起こした血栓を、血管内から回収する治療です。

ガンマナイフ

この治療器機はお椀の形をしたヘルメットに均質なコバルトが201個配置され、そこから照射されるガンマ線を虫メガネの様に一点に集めるように作られています。

てんかん外科

てんかんの治療は、薬による治療が中心です。でも、薬でなかなか止まらない方が3割ほどいます。その中で、手術により発作が消失する方もいます。

人工椎間板

人工椎間板置換術は、椎間板を摘出した後に可動性を有するインプラントを設置する手術手技で、椎間の可動性を保持し、隣接部での障害の発生を防ぐという新しい治療方法です。